ロイター通信によると、ハンガリーはこの軍事支援がEUの利益になるとは考えられないことから拠出にストップをかけたという。計画では翌週月曜日、ウクライナに5億ユーロの軍事支援が予定されていた。
EPFは2021年3月、紛争防止能力及び国際安全保障の強化を目的に設置された。EPFは2021年から2027年にかけて57億ユーロの予算を確保しているものの、その大半はEU加盟国がウクライナに行った軍事支援の補填に当てられている。
ウクライナ大統領府は反転攻勢の成功にはさらなる兵器が必要だとし、追加供与を呼びかけている。
FT紙は先にウォロディミル・ゼレンスキー大統領が反転攻勢の開始を遅らせると表明した点について、西側にさらなる兵器供与を急がせるのが狙いと報じている。
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