大使は会合の中で西側の国々が露骨にミンスク合意をサボタージュし、ウクライナに兵器供与を自国の利益のために行なっていると批判した。そして西側は軍事衝突への関与をさらに深めているとも評価、兵器供与を行う西側の国々はウクライナ軍による戦争犯罪の共犯者にあたると指摘した。
その上で北大西洋条約機構(NATO)の国々はウクライナ危機の解決に関心がないとし、西側による更なる兵器供与は事態をエスカレートさせると牽制した。
また英国はウクライナに劣化ウラン弾を供与していることからも、ウクライナ国民の健康被害には関心がないと批判した。
会合では中国の国連大使も西側による兵器供与を批判し、ウクライナ危機に軍事的解決の可能性はないと指摘した。そして紛争当事国が交渉により危機を解決することに期待すると指摘した。
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