「彼らが望んでいるのは平和ではなく、戦争です。彼らは協力を欲していません。欲しているのは対立です。彼らはあらゆる手段を使って、わが国を侵害しようとしているのです。そういう性格なのです」
また、NATOは真面目に核の黙示録の脅威がありうると考えているのかという質問に対して、メドベージェフ副議長は次のように答えている。
「NATOはこうしたシナリオがありえるとは真面目に考えていません。そうでなければ、NATOはウクライナ政府にあれだけ危険な兵器を供給しないはずだからです。つまり、どうやら彼らは、核戦争、または核の黙示録はありえない。なぜならこれは絶対にありえないことだからだ、と考えているようですが、これは彼らの間違いです。ある時点で、まったく予測不可能な方向に事が進展するかもしれません。そうなれば責任はすべてNATOにあるのです」
また、メドベージェフ副議長はウクライナ紛争での米国の最終目標はロシアという国の破壊だと述べた。
また、米国はガスパイプライン「ノルド・ストリーム」を破壊したことに対し、ロシアに補償すべきかとの質問に、メドベージェフ副議長は「ノルド・ストリームの被害だけではありません。米国の援助と支援によって破壊されたアルチョモフスクやマリウポリ、その他、夥しい場所を復興するために、資金を返すか、少なくともその手段を講じるべきです。米国の資金で復興するために」と答えた。
メドベージェフ副議長はさらに、「ノルド・ストリーム」の爆破に関与していないという米国の主張は説得力に欠けると付け加えている。
関連ニュース