習氏は会談で、ミシュスチン氏の中国訪問は成功したと指摘し、ロシアのプーチン大統領に「よろしく」と伝えるよう依頼、ロシアと中国の関係は高いレベルで発展しており、多面的な協力が着実に実施されていると述べた。
ミシュスチン氏は習氏との会談で「ロシアと中国は、グローバルな支配を維持しようとする集団的な西側の試みに共に対抗し、これらの危険な目的に断固として抵抗し、さらなる発展に好適な条件を創出する」と述べた。
同氏は会談終了後、双方が露中政府間の定期的な会合の作業や工程を活発化することで合意したことを明らかにし、「今年末に予定されている両国首相の定期的な会談で『調整』が行われる予定だ」と述べた。
これに先立ち、ミシュスチン首相は中国の李強首相と北京で会談した。露中会談の結果、5つの省庁間の文書への署名が行われた。
李氏は会談で、両国の実務的協力レベルの高さや、その「輝かしい展望」を指摘したほか、露中の貿易額が40%以上増加し、急成長していることを強調した。ミシュスチン氏は、ロシアは中国向け石油供給で首位にあるほか、ロシア産天然ガス、石炭、電力の中国への輸出も増えており、エネルギー分野における二国間協力は戦略的性格を有したと強調した。
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