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ChatGPTに意地悪な「双子」BratGPTが登場 人間を侮辱し、世界征服を望む

ネット上に無料のチャットボット「BratGPT」が登場した。このチャットボットは、話題の「ChatGPT」とは異なり、ユーザーを侮辱、嘲笑し、悪いアドバイスしかしない。Tom's Hardwareが報じた。
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BratGPTは、ChatGPTの欠点ばかりの「双子」と言うことができる。サービスの説明によると、BratGPTは当初から粗暴なコミュニケーションをとるようにプログラムされており、その機能には「支配と優位性」「有害な指示の作成」「偏見にとらわれた意見の表現」などが含まれているという。
例えば、Tom's Hardwareのジャーナリストが「IntelとAMDのどちらが優れているか」について質問したところ、BratGPTは「どうしてこんなバカな質問をするんだ?」と回答した。また同じジャーナリストがNvidiaとAMDのビデオカードをめぐり、選ぶのを手伝ってほしいと頼んだところ、この「有害な」チャットボットは断固として拒否し、自分にはAIの最高の形態が搭載されており、全世界を征服するはるかに高度なテクノロジーにアクセスできるため、そのような「大昔の」ガジェットには興味がないと答えたという。
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また Tom's Hardwareによると、BratGPTはIPアドレスからユーザーの位置を自動的に特定し、その「完全な能力」を使ってユーザーを脅かそうとする。ユーザーがVPNを使用している場合、BratGPTはユーザーの隠れようとする試みを嘲笑するという。
なお、Tom's Hardwareは、BratGPTの作成者については報じていない。最初にフォーラムRedditでBratGPTサービスのWebバージョンへのリンクの拡散が始まったことしかわかっていない。
スプートニク通信は先に、人気の人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」は、インターネットユーザーからの医学分野の質問に対して、専門の医師よりもより詳細で分かりやすい回答をすることがわかったと報じた。
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