キエフでのパトリオットに対する露キンジャールの攻撃は、太平洋地域における米国の脆弱性を示した=メディア

ロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」が、ウクライナの首都キエフに配備されていた米国製の防空システム「パトリオット」を破壊したのは、太平洋地域における米国の重大な脆弱性を示した。サイトMilitary Watch Magazine(ミリタリー・ウォッチ・マガジン)が報じている。
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「パトリオットを破壊し、32発の地対空ミサイルの迎撃を回避する『キンジャール』の能力は、同種のミサイルの非脆弱性に関する予測がおそらく正しかったことを示している」

観測筋によると、米国にとって悪いニュースは、太平洋地域の米軍基地が多数の防空システム「パトリオット」でカバーされており、ロシアの「キンジャール」と同様の特性を持つミサイルを北朝鮮軍が保有しているということだ。
記事の執筆者は、両国間で大規模な紛争が発生した場合、北朝鮮はこの方向で米国の防空システムを突破し、精密な攻撃を行うことができるとの見方を示している。
ウクライナでの露特別軍事作戦
【解説】ロシアの防空システム「S-350」の特徴とは? 米国のパトリオットより優れている理由は?
ロシア国防省は5月16日に「キンジャール」がキエフで多機能レーダーステーション1か所と「パトリオット」の5つのランチャーを攻撃し、破壊したと発表していた。
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