ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い

NATOはF16用ミサイルの不足に直面している=英専門家

英国防省の元高官で退役英空軍中将のエドワード・ストリンガー氏はフィナンシャル・タイムズ紙への寄稿で、F16戦闘機について、単純な単発機で量産されており予備部品もたくさんあると思われるため、前線での整備には問題がないはずだが、それよりもはるかに重要なのは、ウクライナの西側同盟国のうちどの国がF16用の高価な「空対空」ミサイルをウクライナに供与するかだとの見方を示している。
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「各国のトル備蓄は機密扱いとされているが、NATO(に加盟する国々の)空軍の大半がトル備蓄の不足に直面していることは誰もが知っている」

ストリンガー氏によると、米国製ミサイル「Amraam(アムラーム)」は非常に効果的だが、1発あたりの価格は約100万ドル(約1億400万円)であり、欧州の長距誘導ミサイル「Meteor(ミーティア)」はさらに高価だという。同氏は、このような状況の中で、同盟国の軍は緊急にミサイル供与を加速することになるだろうとの見方を示している。
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