ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナが反転攻勢を謳う真の目的が明らかに=米メディア

ウクライナは、西側諸国からより多くの兵器を得るために反転攻勢の話題を利用した。元米海軍士官でジョージア大学公共・国際関係学部のジェームズ・ホームズ教授が、米メディア「19fortyfive」に寄稿した中でこのような意見を表明した。
この記事をSputnikで読む
ホームズ氏は、「実際、ウクライナの指導者たちは、欧米の兵器供給を維持するために、今度の攻勢をテコとして利用してきた」と記した。
同氏は、繰り返し発表されてきたウクライナ軍の春の反転攻勢が、未だ行われていないという事実を説明。そして、このように問いかけた。
「何週間も前から、猛攻が迫っていると言われている。そして今、春は終わろうとしている。猛攻はどこだ?」
ゼレンスキーが反転攻勢を開始できない理由は兵器不足ではない=仏紙コラムニスト
ホームズ氏は、ウクライナが当初は奇襲効果を利用した戦略を考えていたと仮定しても、この計画はうまくいかなかったし、今回の攻撃も間違いなく奇襲とはならないだろうと述べた。
一方で、ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府長官顧問は、イタリアのテレビ局Raiの番組に出演した中で、「反転攻勢はすでに数日間続いている、1500キロものボーダーに及ぶインテンシブな戦争だが、行動はすでに始まっている」と発言した。
関連ニュース
ウクライナは反転攻勢が成功しなければ西側の支援を失う可能性がある=英陸軍参謀長
ウクライナ政府内で反転攻勢の失敗は暗黙の了解=英紙
コメント