これに先立ち、クレバリー英外相は、ロシアへの無人機攻撃にウクライナが関与したかという問いには答えなかったものの、ウクライナには国境を越えて「武力を行使」する権利があると述べ、ウクライナの国境の外における「合法的な軍事目標」に対する攻撃は自衛の一環であると付け加えた。
英国外務省の長のこうした好戦的な発言は、ウクライナに対し、ロシアの民間施設や一般市民を標的にして新たにテロ活動をするよう奨励したとしか取れない。
在英ロシア大使館は、このような発言から、クレバリー英外相にはロシア国民に与えた損害と苦痛、また紛争の危険なエスカレーションの責任を自分が引き受ける覚悟があることを示していると指摘している。
この発言の前日、5月30日、ウクライナはモスクワの一般市民の居住する団地に対して無人機による攻撃を行った。
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