カービー氏は反転攻勢が夏に始まるとの見通しを示し、夏の間、および直近の間にわたってウクライナに武器や防衛システムの提供を継続する意向を示した。
具体的な開始時期を把握しているかとの質問に対しては、計画の策定当初からウクライナ側と連携をとっていると回答した。
なお、カービー氏はロシア国内への攻撃について、こうした攻撃が「西側に対する戦争」に発展しないよう、これを歓迎しないと改めて表明したほか、モスクワ市にドローン攻撃を行った部隊の主体について質問された中では、ウクライナ側に質問するよう提案した。さらに、この攻撃について調査する考えはないとも発言した。カービー氏によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米国側の懸念を把握しているという。
ロシアの専門家らは反転攻勢を巡る様々な表明について情報戦の一種だと分析している。ウクライナ側は反転攻勢を開始すると警告することでロシア側を緊張状態に留めて置くことができるほか、軍事支援の成果を求める西側への「報告」を行っている模様。
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