宇政府がカナダに不満 防衛産業へのダイレクトアクセスを要求

ウクライナ政府はカナダによる兵器供与のペースに不満を抱いており、カナダの防衛分野に対するダイレクトアクセスを許可するよう要求している。CBCテレビが報じた。
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ウクライナ政府高官らはカナダ側の対応に不満を示しており、より制度化されたシステムを作り、カナダ軍の防衛産業に対するダイレクトアクセスを提供するよう水面下で呼びかけているという。
ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相はカナダ防衛・安全保障協会(CADSI)による恒例のイベントにオンラインで参加した中で、新たに発表される防衛白書にはウクライナに対する兵器供与の義務を盛り込むよう呼びかけた。一方、カナダ政府は新たな防衛白書の公開について予定を公けにしていない。
CBCによると、カナダには国際的圧力が高まっているという。7月にヴィリニュスで開催されるNATOのサミットに向けてウクライナ支援の具体的計画を用意するよう要求する声が相次いでいるとのこと。
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CBCによると、カナダでは兵器が老朽化し、「兵士らからの苦情が相次いでいる」にもかかわらず、これまでウクライナに10億ドル以上の軍事支援をおこなったという。
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