米メディア、宇軍による反転攻勢の兆候を報道

ウクライナ軍は反転攻勢を前にロシア軍と膠着状態にある地域で地雷の撤去活動を開始した。米紙ワシントンポスト(WP)が報じた。
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報道によると、ウクライナ側はロシア側と同様、前線に無数の地雷を設置した。進軍するにはロシア軍の防衛ラインを突破するだけでなく、自ら設置した地雷も撤去する必要がある
ウクライナ軍内部におけるWPの消息筋によると、地雷の撤去作業は夜間に手作業で行われているという。撤去作業は、既に数週間続いている模様。具体的にどの地域で撤去作業を行っているかについて消息筋は明らかにしなかったものの、WPによると撤去作業は主にザポロジエ州で行われているとのこと。同州はロシア軍にとって生命線と目されている。
報道によると、ロシア軍は同州に無数の障害物を張り巡らしたという。これによりウクライナ側の反転攻勢は依然として始まらないとのこと。
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ロシアの専門家らは反転攻勢を巡る様々な表明について情報戦の一種だと分析している。ウクライナ側は反転攻勢を開始すると警告することでロシア側を緊張状態に留めて置くことができるほか、軍事支援の成果を求める西側への「報告」を行っている模様。
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