FTは、バイデン米大統領が最も信頼する人物の1人とされるバーンズ氏の訪中は、ホワイトハウスが米中関係の悪化をどれほど深刻に懸念しているかを物語っていると指摘している。
「事情に詳しい関係者5人によると、元キャリア外交官でデリケートな海外任務をよく任されるバーンズ氏は、当局者と会談するために中国を訪れた」とFTは報じている。
なお、ホワイトハウスとCIAはこの報道についてコメントしていない。
FTは、バイデン氏がバーンズ氏に対し、外国でも国内のようにデリケートな任務を遂行するよう繰り返し要請していたと報じている。
バーンズ氏は2021年11月にモスクワを訪問しており、ウクライナで特別軍事作戦を開始しないようロシア側を説得した。
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