同紙によると、掘削作業は6日、中国北西部の新疆ウイグル自治区で始まった。この掘削作業では10層以上の地層を貫通し、ボーリング孔は1億4500万年前の白亜紀堆積物に到達すると予想されている。これにより、中国の研究者は、地球の内部構造と進化をより深く理解することができるという。掘削作業は457日で完了する予定。
報道によると、これほどの深く掘削するのには多くの困難が伴うという。掘削作業では重さ200トンを超える特殊な機材が必要な上、その機材は200度にもなる地下の温度と、通常の1300倍もの気圧に耐えうるものでなければならない。
「深層地下の探索」プロジェクトは、地球深部での探査を含むさまざまな科学分野における障壁を打ち破ろうという中国の習近平主席の呼びかけに応じたもので、中国の研究者らが同プロジェクトを進めている。
スプートニクは先日、太陽が将来消滅した場合、地球の運命はどうなるのかについて報じた。
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