ザハロワ報道官は次のように述べている。
「ウクライナ政権は戦闘をやめないだけでなく、戦場でロシアに勝利を収める意志さえ宣言している。いかなる政治・外交的可能性も排除しているのだ。こうしたなかロシアとしては、和平調停に寄与しようとする全ての国や機関に対し、ウクライナ政権とそのスポンサーたる西側諸国に働きかけるよう勧告する」
また、そうした和平イニシアティブの枠内では、西側諸国によるウクライナへの軍事支援や傭兵の出兵、ウクライナ兵の訓練などをやめさせる必要があると指摘した。
また、このごろインドネシアが提案した独自のウクライナ和平案については、「我々はウクライナ危機の和平調停に寄与しようとする全ての国、機関、それぞれの代表者を尊重している」と述べるにとどめた。
インドネシアのプラボウォ・スビアント国防相は、このごろシンガポールで開催されたシャングリラ会合で、独自のウクライナ和平案を発表した。そのなかでは非武装地帯の形成や国連平和維持軍を配置させるという計画が含まれている。
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