同誌の取材に応じた脱北者たちは、国内の多くの市民にとって、インターネットは依然として手の届かない贅沢品であり、国内のネットワークでさえも膨大な数が禁止され、検閲の対象となっていると訴えた。彼らによると、身元調査をクリアして北朝鮮国内のインターネットにアクセスできるようになるまでに何日もかかるという。
さらに記事によると、ネットアクセスが許可された後も、公式の監視員は常にユーザーの隣に座っている。さらに、5分ごとに画面が自動的にフリーズし、その後、監視員が閲覧したウェブサイトを確認し、ユーザーの指紋をサンプルと照合して、さらなるインターネットの使用を許可するのである。
脱北者によれば、何百万人もの北朝鮮国民にとって、インターネットは「単に存在しない」のだと言う。ある人は、北朝鮮人はWi-Fiとは何なのか、検索エンジンGoogleが何なのか知らない、と告白した。さらに、北朝鮮では韓国のインターネットリソースはすべてブロックされている。
北朝鮮と韓国の対立は先鋭化し続けている。スプートニクはこれより前、北朝鮮が軍事通信回線を通じた韓国からの電話に応じなくなったと報じた。
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