米国人記者シーモア・ハーシュ氏による調査

ウクライナ、米国、NATOにも益なし 反転攻勢をハーシュ記者はこう見る

米国人ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏はウクライナ軍の反転攻勢について、ウクライナ自身のみならず、その同盟国であるNATO、バイデン米政権に悪影響を及ぼすとする見解を表した。ハーシュ氏は英国人政治家でジャーナリストのジョージ・ギャロウェイ氏が制作するオリジナル番組に出演した中で、こう述べている。
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「この反転攻勢がこうした運命をたどることはわかりきっていたと評する人もいます。これは15のダンスグループに個別のトレーニングを受けさせた後、1つの教室に入れ、1日や3日で合同訓練をさせるようなものです。それでは無理でしょう。今、ウクライナ軍に起きているのは、そういうことなのです」

ギャロウェイ氏のNATOがウクライナ紛争への潜在的な介入を準備している兆候があるかという問いに対しては、ハーシュ氏はNATOは「おそらくもうそこにいる」と答えた。
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「私がさしているのは(NATOが)訓練し、助言を出している事実です。今、ウクライナ軍には個々のグループがあまりにも多く存在している」ハーシュ氏はこう述べている。
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