「米国にとってはこれは全く問題ですらないようです。米国がこれを問題視していないのは、自分たちは別の大陸にいるから、戦闘で用いられることになる放射性物質は自分らには影響しないと思っているからです」
ザハロワ氏は、劣化ウランはエコロジーをはじめ、全てに害をもたらすため、使用されれば長期的には全人類にその害が及ぶと指摘している。
「ウクライナ領内で生産される穀物、生産物自体が汚染されるじゃないですか。こんなに毎日のように食料の安全保障を語っておきながら、一体、誰にそれを供給するというのです?」
ザハロワ氏は、米国がウクライナ国民を気遣うのは口先だけで、核心に劣化ウランを使用した弾を真っ先にウクライナに供給し始めた英国と全く変わらないと指摘した。
スプートニクは劣化ウラン弾の構造について、すでにどこで使用されたかについて詳しく説明している。
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