日本、ロシアからのLNG輸入 5月は9%増 穀物は約22倍に

日本の財務省は15日、5月の貿易統計の速報値を発表した。ロシアへの輸出額は前年同期比で34.8パーセント増、ロシアからの輸入額は46.5パーセント減となった。
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品目別に見ると、エネルギー資源では、日本はロシア産液化天然ガス(LNG)の輸入量を9.1パーセント増加させ、金額でも22.9パーセントの伸びとなった。一方、石炭の輸入量は76.3パーセント減とこの1年で大幅に減少している。日本の対露制裁の影響もあり、石油の輸入はなかった。
ロシアから日本への輸入

品目

伸び率(数量、%)

伸び率(金額、%)

液化天然ガス(LNG)

+9.1

+22.9

石炭

-76.3

-83.7

穀物

+2098.7

+802.0

野菜

-82.0

-73.6

また、食料品ではロシア産穀物類が約22倍の13412トンに。一方、野菜は約8割減、果実や大豆などは輸入されず、食料品全体の輸入額は横ばいとなった。
日本からロシアへの輸出量では、プラスチック、ゴム製品がともに約11倍となった一方、医薬品は半減した。自動車輸出は約2倍、金額では約2.5倍になっている。
日本からロシアへの輸出

品目

伸び率(数量、%)

伸び率(金額、%)

プラスチック

+978.7

+214.2

ゴム製品

+990.2

+25.7

医薬品

-51.9

-55.2

自動車

+103.0

+151.1

日本政府が発動した対露禁輸措置も背景に、通信機、電気回路等、ポンプ・遠心分離機、鉄鋼などの各項目は9割以上の大幅減となった。
経済産業省がこのほど発表した「エネルギー白書」では、日本のエネルギー安全保障にとって、ロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン1」および「サハリン2」は重要な位置を占めていると指摘されている。
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