https://sputniknews.jp/20230606/16206207.html
サハリンのプロジェクト 日本のエネルギー安全保障にとって重要=エネルギー白書
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日本のエネルギー安全保障にとって、ロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン1」および「サハリン2」は重要な位置を占めている。日本の経済産業省は、エネルギーに関する年次報告書「エネルギー白書」でこのように指摘している。 2023年6月6日, Sputnik 日本
2023-06-06T21:45+0900
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再編「サハリン1・2」をめぐる状況
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その報告書では、ロシア極東サハリンからのエネルギー供給は、中東を始めとする他の国や地域からのエネルギー供給と比べて、輸送日数やコストを低く抑えることが可能である他、マラッカ海峡などのチョークポイントを通過する必要がないことから、安全かつ安定的な供給が可能であると述べられている。報告書では財務省の貿易統計が引用されており、それによると、ロシアは日本の液化天然ガス(LNG)輸入量のうち9.5%、石油では1.5%を占めている。また、対露制裁や先進主要7カ国(G7)がロシア産エネルギー資源への依存度を下げるという指針をとっているにも関わらず、日本にとって「サハリン1」および「サハリン2」は安全保障上、極めて重要なプロジェクトであるとしている。さらに、これらのプロジェクトから日本企業が撤退すれば、ロシアに対する「有効な制裁」とならない可能性があると明記されている。在札幌ロシア総領事館のセルゲイ・マーリン総領事は5月、「サハリン1・2」とは別の露日共同LNGプロジェクト「アークティックLNG」が、生産開始に向けて準備が進められているとスプートニクに語った。同領事によると、すべてが計画通りに進めば、日本は現在ロシアから輸入しているLNGに年間約200万トン分を追加することになるという。関連記事
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日本のエネルギー安全保障にとって、ロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン1」および「サハリン2」は重要な位置を占めている。日本の経済産業省は、エネルギーに関する年次報告書「エネルギー白書」でこのように指摘している。
その報告書では、
ロシア極東サハリンからのエネルギー供給は、中東を始めとする他の国や地域からのエネルギー供給と比べて、輸送日数やコストを低く抑えることが可能である他、マラッカ海峡などのチョークポイントを通過する必要がないことから、安全かつ安定的な供給が可能であると述べられている。
報告書では財務省の貿易統計が引用されており、それによると、ロシアは日本の液化天然ガス(LNG)輸入量のうち9.5%、石油では1.5%を占めている。また、
対露制裁や
先進主要7カ国(G7)がロシア産エネルギー資源への依存度を下げるという指針をとっているにも関わらず、日本にとって「サハリン1」および「サハリン2」は安全保障上、極めて
重要なプロジェクトであるとしている。さらに、これらのプロジェクトから日本企業が撤退すれば、ロシアに対する「有効な制裁」とならない可能性があると明記されている。
在札幌ロシア総領事館のセルゲイ・マーリン総領事は5月、「サハリン1・2」とは別の露日共同LNGプロジェクト「アークティックLNG」が、生産開始に向けて準備が進められているとスプートニクに語った。同領事によると、すべてが計画通りに進めば、日本は現在ロシアから輸入しているLNGに
年間約200万トン分を追加することになるという。