ベル氏は、ウクライナが欲しいのは近代的な空軍であって、ロシアの最新戦闘機に対抗できないような「中古の航空戦隊」ではないと主張している。
「ロシア空軍であれば、大した数でもない旧弊なF-16戦闘機など破壊できるだろうし、それによってウクライナにようやく芽生えたばかりの空域ポテンシャルをほぼ一夜にして破壊し、ロシア軍を鼓舞できるだろう」
ウクライナはここ数カ月、西側にF16戦闘機の供与を要求している。ウクライナ国防省は、1991年の独立当時の国境に到達するためには48機が必要と主張している。これに対して米国とNATO諸国はパイロットの養成開始は約束したが、F16の具体的な納期は示していない。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はこれより前、ウクライナ上空にF16機が出現した場合はロシア軍はこれに対する答えを出すと明言している。
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