キリロフ中将の会見によると、WRAIRはタイ、ネパール、カンボジア、フィリピンの4カ所に海外拠点を持っており、さらに東南アジア12カ国と協力しているという。また、各拠点には高レベルの隔離研究室や、病原体などのサンプリング、輸送のための部隊ネットワークが用意されているという。
また、キリロフ中将は、NMRCの各拠点や下部組織の研究所「NAMRU」は、北アフリカや中東、南米などでも活動していると指摘した。
キリロフ中将は次のように述べている。
「こうした枝分かれした世界中で実現されているアプローチによって、米軍部は生物兵器の潜在的な因子となる伝染病の重大な変異種へのアクセスを得ているのだ」
米大統領候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏は、ツイッターの音声ライブ配信機能「スペース」で行われた米起業家のイーロン・マスク氏との対談の中で、「米国の生物研究所は世界中に存在する」と発言した。
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