ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い

ロシアはウクライナへのF16戦闘機供与を核の脅威とみなしている=ラブロフ露外相

ロシアのラブロフ外相はロシアのニュースサイト「Lenta.ru」のインタビューで、米国とその北大西洋条約機構(NATO)の同盟国はロシアとの直接的な武力衝突のリスクを生み出しており、これは壊滅的な結果を伴うとの考えを示した。
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ラブロフ外相は、ロシアによる核兵器使用に関する質問に答え、その使用条件は軍事ドクトリンで明確に定められていることに言及した。同氏はまた、ロシアは西側諸国に対して、そのアグレッシブな反ロシア政策によって生じる戦略的な性質をもつリスクを毎回指摘することを余儀なくされていると述べた。

「ここではいかなる保証も役に立たない。戦闘行為の最中に我われの軍は前述のタイプの航空機が核兵器運搬手段として装備されているかどうかをそれぞれ具体的に見分けることはしない。ウクライナ軍にそのようなシステムが出現したという事実そのものが、核分野における西側からの脅威として我々によって考慮される」

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これより先、ウクライナ大統領府のイェルマーク長官は同国の記者団に対し、ウクライナは西側のパートナーから年内に最初のF-16戦闘機を受領する見込みだと述べた。一方、NATOのストルテンベルグ事務総長はF16が提供される時期については言及せず、これはパイロットの訓練と同盟国による状況の評価に左右されると指摘した。
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