プーチン大統領はまた、テロ攻撃によって少女は両親を失ったと指摘し、負傷した少女とその親族にあらゆる援助を提供するよう命じた。
「今日の深夜、橋(編集:クリミア大橋)でまたテロ行為が行われた。亡くなったのは民間人だ。子どもが負傷し、両親を亡くしてしまった。一家はベルゴロド州からクリミアに向かっていた」プーチン大統領はこう述べた。
プーチン大統領は、クリミア橋のセキュリティを改善するための具体案を待つと述べた。
プーチン大統領は、ロシアはこれに対する報復を必ず行うとし、国防省は現在、見合った対応を準備中であることを明らかにした。
この他、プーチン大統領はテロは軍事的観点から見れば無意味であり、かつ残酷だと指摘している。
会議でマラト・フスヌリン副首相がプーチン大統領にテロ攻撃後のクリミア大橋の損傷状況について報告を行った。
「橋の鉄道部分は正常に運行しており、列車は通常通りに運行している。線路は1本に多少の損傷があるものの、列車の運行には影響していない。鉄道関係者らは(編集:修復)作業の範囲を見極めるため、現在、調査を行っている」
また、マラト・フスヌリン副首相のクリミア大橋の損傷状況の報告についてはプーチン大統領は、橋の支柱に損傷がなかったことが一番肝心だと指摘した。
「会議を終了するにあたり、これを言っておきたい。繰り返すが、これはまた、キエフ政権が起こしたテロ行為だ」