プーチン氏によると、ウクライナ軍は西側諸国の全面的な支援を受けながらも、ロシア軍の正面を突破することができなかった。
またプーチン大統領は、ウクライナ軍の部隊は数万人という膨大な損失を被り、動員されたウクライナのリソースは枯渇しつつあると同時に、北大西洋条約機構(NATO)の備蓄とウクライナ軍の旧ソ連製兵器の在庫も底をついており、西側諸国の既存の生産能力では損失を補うことはできないと述べた。
「西側の褒めそやされた堅個とされる装備が炎上しているのを全世界が目にしている。そして、その戦術的および技術的データによると、(西側の)装備は旧ソ連製の一部のモデルより劣っていることさえよくある」
プーチン大統領は会合で、西ウクライナに配備するためにリトアニア・ポーランド・ウクライナの軍部隊が設立される計画という情報についてもコメントした。
「その目的は、その後これらの領土を占領することだ。なぜなら、ポーランド軍の部隊が例えばリボフまたはウクライナの別の地域に入った場合、彼らはそこに留まるという明確な見通しがあるからだ。しかも永久に留まるという」
プーチン大統領は、ポーランドは所謂「歴史的領土、つまり今日の西ウクライナ」を取り戻すために「NATOの傘の下」で同盟を結成してウクライナ紛争に介入することを期待していると述べた。
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