プーチン大統領はロシアはアフリカ諸国に対して穀物を商業ベース、無償提供の両面で供給し続けると約束するとともに、ロシアとアフリカ諸国は商業取引で国家通貨の使用へ移行すると宣言した。
アフリカ連合のアザリ・アスマニ総会議長は、プーチン大統領はウクライナとの対話の用意があることを示したものの、そのためには今度はウクライナを納得させねばならないと指摘している。
第2回「ロシア-アフリカ」サミット宣言の主な項目
「ロシア-アフリカ」サミット参加者らはG20へのアフリカ諸国の加盟に協力する。
ロシアはアフリカ諸国と共に、国連安保理においてこれら諸国に対する制裁の緩和および解除について作業を行うことで合意した。
ロシアとアフリカ諸国はアフリカの食料およびエネルギー安全保障を提供する。
ロシアとアフリカ諸国はBRICS-アフリカのパートナーシップの深化のために協力することで合意した。
ロシアとアフリカ諸国は国際法の代替の創設に反対する。
ロシアとアフリカ諸国の2023‐2026年の行動計画
地域および自治体の首長会議を創設する。
アフリカの危機的状況の管理センターを創設する。
エネルギー取引を拡大し、および民間原子力エネルギー分野でも協力を拡大する。
感染病対策および薬剤製造分野での協力を拡大する。
アフリカにおけるロシア語教育センター網を構築する。
観光分野での協力を拡大する。
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