西側諸国によるウクライナへの兵器供与

宇への米製戦車エイブラムス供与の主な目的をロシア退役大佐が明かす

ロシアの退役大佐で軍事専門家のアナトリー・マトヴィチュク氏は、ロシアのニュースサイト「Lenta.ru」のインタビューで、米国がウクライナに供与する計画の米製戦車エイブラムスについて、その供与数では前線の状況を変えることはできないとの見方を示した。
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「米国はウクライナに31両のエイブラムス戦車を供与するが、これはロシアの戦車にとって脅威となる数ではない。実際のところ、これは明らかに米国側によるプロパガンダのトリックだ。まるで米国もウクライナを支援しているかのようだが、これは前線でウクライナの状況を何としてか改善できるような数ではない」

またマトヴィチュク氏は、ウクライナに提供されている戦車はすべてロシアの戦車T-90に似ていると指摘した。全体的にロシアの装甲車両は火力、機動性、防御力の点で米国の装甲車両よりも優れているという。
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
米戦車「エイブラムス」、9月に最大8両供与へ=米誌
軍事専門家は先に、ウクライナ向けエイブラムス戦車の「改修」が何を意味するのかについて語った。
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