ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシア無人機「ランセット」がウクライナの大砲の大部分を破壊=元米情報将校

ロシアの無人機「ランセット」は前線でウクライナ軍の大砲のかなりの部分を破壊している。元米海兵隊情報将校で現在、軍事専門家のスコット・リッター氏はYouTubeチャンネルGegenpolからの取材にこう指摘した。
この記事をSputnikで読む

「ウクライナの砲撃システムが破壊されているのはほとんどの場合が対砲兵射撃戦においてではなく、無人機『ランセット』が標的を検出して、それを無効化していることがわかる」

リッター氏は、こうした無人機を使うなら、極めて近い将来には特定の標的の攻撃に多数のドローンを使うスウォーム戦術がとられかねないと見ている。この戦術は敵が電子戦術や対空防衛システムを使ったとしても、戦闘行為の有効性を高めることができる。
【図説】ロシアの神風ドローン 徘徊型兵器「ランセット」
これより前、米ニューヨークタイムズは複数のウクライナ軍人の証言として、ウクライナ軍は有用性の高いロシアの無人機「ランセット」に苦戦を強いられ、砲兵隊、戦車隊が陣地をカムフラージュするために大規模な措置を取らざるをえないと報じている。
関連記事
ロシアで新型ドローンの生産開始 特別軍事作戦参加者の要望考慮
効果抜群でエコノミー ロシアの神風ドローン「ランセット」を米国人専門家が評価
コメント