現地時間で1日午前5.時25分から5時40分(日本時間11時25分から11時40分)の20分内に、多連装ロケット砲から焼夷弾3発、クラスター爆弾3発、のNATO 155ミリ口径の通常弾がペトロフスコエとキーロフスコエに向かって発射された。
前日の8月31日には、ドネツク市に対して155ミリ口径の砲弾72発が発射された。そのうち11発がクラスター爆弾、3発が多連装ロケット砲からの焼夷弾だった。さらにドネツク市のキーロフスキー地区の砲撃現場で不発のクラスター弾が発見されている。
155ミリ弾はNATO諸国が採用している統一規格の口径弾。ウクライナはこれまでに米製「M777」、独製「PzH 2000」、ポーランド製「クラブ(蟹)」、仏製「カエサル」などの各種榴弾砲の供与を受けている。
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