「新しい種類の兵器の供与が戦況を変え、ウクライナ軍の勝利に貢献するという仮定は全くの妄想だ。我々はそのことを対戦車システム『ジャベリン』、携帯式防空システム『スティンガー』、多連装ロケット砲HIMARS 、ストームシャドウミサイル、戦車チャレンジャーなどの例で目の当たりにしてきたではないか」ホー氏はこう指摘している。
ホーはまた、ウクライナに供与されたのはすべて旧弊な装備であることも強調した。例えば、デンマークとオランダが最近供与を承認したF16戦闘機については、ホー氏は40年以上前のものであることを認めている。
ホー氏は、「仮にウクライナがF15戦闘機の最新型やエイブラムス戦車のような新しい装備を受け取ったとしても、それが紛争の行方を変えることはないだろう。ロシアはそれに報復できる独自の兵器を見つけてくるはずだ」と語っている。
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