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がん治療の効果を高めるビタミンB3=米ミネソタ大学の研究

米ミネソタ大学はビタミンB3ががん治療での免疫応答の効果を高めることを発見した。研究結果は学術雑誌Science Translational Medicineに発表されている。
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血液癌の治療には、ナチュラルキラー細胞のNK細胞を再プログラミングした免疫療法が良い結果を示すことは以前にわかっていたものの、一部の患者には効果がでなかった。今回、ミネソタ大学は新たな研究でこの問題への解決策を見つけた。
科学者たちはNK細胞をビタミンB3として知られるニコチンアミドで加工処理し、30人の被験者に注射した。そのうち19人は進行性の悪性リンパ腫のびまん性大細胞型を患っていた。
脂溶性ビタミンは身体に必要、でも、ほどほどに
その結果、19人中11人にこの療法への完全な免疫応答が、さらに3人には部分的な免疫応答が見られた。
科学者らはニコチンアミドにはNK細胞を酸化ストレスから守り、リンパ節への定着能力を高めると働きがあると考えている。このためにニコチンアミドは免疫細胞の活性を高めるだけでなく、細胞の生存率を高め、がん細胞を見つけて破壊する能力を高める。
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