春に大噴火の露シベルチ山に調査隊 今も煙がモクモクと

ロシア科学アカデミー火山気象研究所極東支部は21日、極東カムチャッカ半島で4月に大規模噴火を起こしたシベルチ山の噴気孔周辺の映像を公開した。
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同研究所によると、調査は9月に行われた。SNS「テレグラム」上で公開された映像には、火山ガスがモクモクとあがるなか、計測装置を扱う調査チームの様子が収められている。今回収集された火山ガスのサンプルや計測結果は、今後さらなる分析を経て火山活動の予測研究に役立てられる。
シベルチ火山は4月11日に大規模噴火した。噴煙は高度2万メートルに達した。死者は確認されていないが、45~70キロ離れた3つの集落は厚さ最大11センチの火山灰に覆われるなど、地域社会に大きな混乱をもたらした。
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