第78回国連総会

「学び舎も、子ども達もかえってこない」 ルガンスクの少女、ウクライナによる砲撃阻止求め国連に呼びかけ

ルガンスク出身の少女、ファイナ・サベンコワさん(14)が、ウクライナによる都市への攻撃や子どもの死を阻止するよう、国連安全保障理事会の各国に呼びかけた。サベンコワさんのビデオメッセージは、2014年のウクライナ側の砲撃で多数の子どもが犠牲になった小学校で撮られたものとなっている。
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2014年に攻撃を受けた学校は第二次世界大戦を生き延びたものだったが、サベンコワさんは「残念ながら再建は叶わない。ウクライナによって犠牲になった子ども達の命ももうかえってこない」と話した。
そして、サベンコワさんは「第三次世界大戦を世界は望んでいない」と訴えた。そして「このことを理解し、ウクライナ政府の人類と人道に対する罪を支持しない人々に感謝します」と締めくくっている。
サベンコワさんは2021年にも、ドンバスの子ども達に平和に生きる権利があることを忘れないよう国連に呼びかけている。その後、サベンコワさんは「ウクライナの敵」と認定された人々の個人情報などを公開するサイト「ミロトヴォレツ」にリスト入りしている。
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