同社が投稿した約1分半の動画によると、「オプティマス」は搭載されたセンサーとシステムにより、手足の位置の「自己調整」を学習。手足の位置を正確に把握するという。また、タスクの実行にはニュートラルネットワークが使用されており、自律的に物体を選別することができる。
動画では、オプティマスが2本の脚で立ち、ブロックの仕分け作業を実演してみせた。
途中、仕分けしたブロックを人間に元の位置に戻されるというアクシデントが発生したが、オプティマスは冷静に対処。再び仕分けし直したほか、横向きになったブロックを立たせることにも成功した。
そして最後には見事なバランス能力も披露。片足でバランスをとり、ストレッチをする様子を披露した。
オプティマスのプロトタイプ(試作機)は昨年秋、テスラ社の共同創業者兼CEOであるイーロン・マスク氏が同社で開催した「AIデー」で発表した。5年から10年内の実用化を目指しているという。
関連ニュース