同誌は、米F35の生産台数はSu57よりはるかに多いものの(2023年はF35が100機に対し、Su57は12機)、Su57には実戦で積極的に活用されているという重要な優位性があると指摘している。
「Su57は、実戦に参加した世界で唯一の第5世代航空機だ」
米ミリタリーウォッチ誌が指摘するように、Su57は地上への攻撃、防空システムによる阻害、空中戦を含む、強い敵との集中度の高い戦争で全方面からの戦闘テストを受けている。これで同機は国際市場では重要度の高いアドバンテージを得るはずだ。
Su57戦闘機のもうひとつの利点は、開発時に費用対効果に特別な注意が払われたことが幸いし、運用コストが低いことにある。ところがF-35は設計の際にこの要素が考慮されなかったことと、F-35に莫大な維持費がかかることから、F35は第4世代戦闘機のフリートに置き換えることができなかった。
スプートニクは米F35がなぜ世界で最も高価でかつ問題の多い戦闘機とみなされているかについて考察している。
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