西側諸国によるウクライナへの兵器供与

兵器供与でウクライナ紛争は解決しない、交渉せよ=ブルガリア大統領

欧州にはもはやウクライナ紛争を継続する余裕はなく、ウクライナへのさらなる兵器供与が紛争の解決に繋がることはない。ブルガリアのルメン・ラデフ大統領がポルトガルのポルト市で開催されたEU13カ国の非公式首脳会合で表明した。ブルガリア電信局(BTA)が大統領府の発表を引用して伝えた。
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報道によると、大統領は「戦争の継続」を許すことなく、「ウクライナの平和回復を主な目標とするアプローチを模索する必要」を訴えたという。そして国連憲章に基づく公正で持続可能な平和のため、強い政治的意志、外交、積極的な交渉が必要だと指摘した。
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報道によると、ラデフ大統領はウクライナへの兵器供与を増やしても紛争解決にはつながらず、「軍事、経済、外交の合理的なバランス」が必要だとも述べた。
EU諸国と欧州連合機関が約束した支援総額は既に1300億ユーロ(約20兆5686億円)を超えている。
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