自衛官の定年引上げ、少子化に対応=日本メディア

日本では少子化などの影響で自衛官の人手不足が課題となる中、防衛省は高度化する防衛装備品に対応できる人材が長く働けるよう、16あるうち11の階級で定年を引き上げる。NHKが報じた。
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防衛省によると、少子化などの影響で自衛官の志願者は年々減少し、あわせて必要な定員におよそ1万9000人足りなくなる試算。一方、防衛装備品は高度化・複雑化し、取り扱いには豊富な知識や技能が必要になっている。
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こうした状況を受けて防衛省は、さまざまな装備品に対応できる人材が長く働けるよう、16のうち11の階級で定年を引き上げることを決めた。階級によって54歳から57歳としている定年を1歳ずつ引き上げる。11のうち6つの階級は10月から実施し、残りは2024年10月に始まる模様。
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