同庁によると、実験は17日、海上自衛隊の艦艇にレールガン試作機を搭載して行われた。弾丸初速度は秒速2297メートルで、従来兵器のなかで高初速とされている戦車主砲の秒速1750メートルを大きく上回る。ミサイルより弾丸サイズが小さいため探知されにくいほか、迎撃もされにくいことが強みとなっている。将来的には音速の5倍を超える極超音速ミサイルの迎撃や、敵艦艇に対する迎撃困難な打撃力としての運用を見込む。SNS「X(旧ツイッター)」上でこの映像を見たユーザーらは「すごい強そう」、「射程と威力気になる」と興味津々。人気マンガの題名をもじった「とある海自の超電磁砲(レールガン)」との投稿も相次いだ。一方、「凄い技術なのはわかるけど、戦艦大和のような無用の長物にならない事を願います」と戒めるコメントもあった。関連ニュース