「日本への海上旅客便は久々となる。我々は日本の港への寄港許可を得ています。『プレイオナ』船はすでに往復した」
同社は、これまでのところ、この船には数人の乗客が乗ったと指摘。運航は週1便となる。船には最大43人の乗客を収容できると明らかにした。
また、同社は定期的に運航を行うことを表明しており、乗客不足となったとしても船を送り出すようにするとのこと。同社は「全体として、ロシアと日本に混在する家族を持つ人々、両国コミュニティの関係者、ビジネスマンからの複数のコメントによると、彼らは皆、この航路の再開を強く望んでいた。フェリーの所要時間は約2日間で、船内では1日3食の食事が提供される。それらはチケット料金に含まれている」と話した。
同社のウェブサイトの情報によると、片道切符の価格は6万7600ルーブル(約10万8000円)からとなっている。キャビンはスタンダード、コンフォート、ラグジュアリーがある。
同社はスプートニク通信に対し、ウラジオストク発日本行きの海上旅客便はこれまで就航したことがないと語った。旅客フェリー「イースタン・ドリーム」は、2020年までウラジオストクから鳥取県境港市まで航行し、韓国の東海市(トンヘ)にも寄港していた。現在、この船はウラジオストクー東海航路で旅客船を運航している。
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