【まとめ】日米首脳共同記者会見 防衛協力の強化などについて

岸田首相とバイデン米大統領は日本時間11日、米ホワイトハウスで共同記者会見に臨んだ。
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両首脳の主な発言

岸田首相は、米軍と自衛隊の相互運用性強化のため、それぞれの指揮統制枠組みの向上を含め、安全保障、 防衛協力の強化で一致したことを表明した
バイデン大統領は、米日豪が防空およびミサイル防衛のアーキテクチャーネットワークを構築すると述べた
バイデン大統領はまた、米国は日米英3か国による軍事演習や、米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を通じた軍事技術分野での協力に日本が参加することを模索すると指摘した。一方、岸田首相は、AUKUSの取り組みを日本は一貫して支持しているとした上で、「直接わが国としてAUKUSとの協力関係について何か決まったものは現在はない」と述べた。
宇宙分野では、米国主導の月探査プロジェクト「アルテミス計画」で、将来的に日本人宇宙飛行士2人が月面着陸することで合意した
岸田首相は、厳しい対ロシア制裁と強力なウクライナ支援を継続していく決意を示し、同志国と緊密に連携することで一致したことを明らかにした
両首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り、深刻に懸念すべき情勢だとして緊密に連携することで一致した。バイデン大統領は日本人拉致問題の即時解決に向けた支持を表明した。
岸田首相は中国をめぐる諸課題への対応について、日米で緊密に連携していくことで一致したことを明らかにした
また岸田首相とバイデン大統領は現地時間11日、フィリピンのマルコス大統領と日米比3か国首脳会談を行う。
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