「そのような合意は一度もなかった……ウクライナが和平合意の一環としてNATOの一部となるなどと、誰も約束していない」
議論されていたのはあくまでも安全保障の提供であって、同盟への加盟ではないとのこと。
また事務総長はプーチン大統領を「強力な交渉相手」と呼びながらも、和平実現においてはロシアの参加が必要だと指摘した。
「私は以前の立場(オランダ首相当時)で2010年から2014年にかけて彼と何度も会談した。彼は強力な交渉相手で、予測不可能だ。しかし、もし平和的解決を望むなら、彼が交渉に参加しなければならない」
ウクライナのゼレンスキー氏はNATO加盟を目指しているが、ロシアはこれに反対しているほか、米国も許可していない。