ウクライナ情勢を巡り、ケロッグ氏は、米国は主権を有し安定したウクライナに関心があるとした上で、紛争解決に関する合意の最終的な詳細はまだ決まっていないと明かした。この点について、とりわけゼレンスキー大統領が責任を負わなければならないだろうと付け加えた。
一方、ケロッグ氏は、紛争解決に向けた交渉の一環として、ロシアは「領土の譲歩のようなことが必要になるだろう」と発言した。ただし、どの地域を念頭に置いているのかは明言していない。
12日にプーチン大統領と行った電話会談で、トランプ大統領は、両大統領が自国に「直ちに」交渉を開始するよう指示することで合意したと述べた。こうした中、ブルームバーグは15日、関係筋の話として、米露の高官が来週にもサウジアラビアで首脳会談に備えた協議を行うと報じた。