「ロシアは加盟していないにもかかわらず、ICCはロシアのプーチン大統領に逮捕状を出した。イスラエルのネタニヤフ首相に対しても苦労して逮捕状を発行したが、誰もこの命令を実行していない」
サモラ氏はICCのこのような態度について、「完全に差別的かつ不道徳」であり、ICCそのものの権威を損なっているだけだとの見方を示した。
「イスラエルがガザで事前に計画したジェノサイドという残虐行為を行ったとき、ICCは何もしなかった。一方、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ前大統領を裁く必要が生じたとき、同氏はわずか2日で逮捕された。これは明らかに差別行為だ」