3月25日、ロシア・ケメロヴォ州のショッピングセンター「ジームニャヤ・ヴィーシニャ」の4階で火災が発生した。
1600平方メートルが焼け、火災現場ほぼ全ての屋根が焼け落ちた。
火災発生時に火災報知器が作動しなかったため、職員や訪れた人びとの組織された避難が行われなかった。
火災の原因は放火か偶発的な発火だと見られている。刑事事件として捜査が行われており、5人が拘束された。その中には、発火に関する警報を受け取った際に通知システムのスイッチを切ったショッピングセンターの警備員も含まれている。
公式の情報によると、64人が死亡、さらに53人が負傷した。犠牲者の親族らによって設置された本部では、未成年者41人を含む犠牲者名簿が導き出されている。
ケメロヴォ州では27日から、3日間の服喪が宣言されている。