プーチン大統領:米国はFIFAを相手に、アサンジ氏やスノーデン氏に用いたのと同じ方法を用いている

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ロシアのプーチン大統領は、FIFAをめぐる一件で、米国がWikiLeaks創設者ジュリアン・アサンジ氏や元米国特務機関職員エドワード・スノーデン氏を相手に自らの利己的目的を達成するために用いたのと同じ方法を用いている、と示唆した。

チューリッヒの役人らが米国に引き渡されようとしている。スイス連邦法務・警察庁によれば、一人(匿名)が本国送還を承諾しており、残りは拒否しているという。米国は彼らのために、スイス政府に対し、本国送還に関する二国間合意に則り、40日以内に照会状を提出することになっている。

報道によれば、米国の検察は既に、このFIFA実行委員らは有罪である、と断じている。

プーチン大統領がFIFAスキャンダルにコメント、また米国が司法権を広めたがっている - Sputnik 日本
プーチン大統領がFIFAスキャンダルにコメント、また米国が司法権を広めたがっている

「まるで検察が、無罪推定というものの存在を知らないかのようだ。ある人が有罪であるかどうかは、裁判所において証明されねばならない。そのあとではじめて言えることだ。仮に米国が彼らを本国送還する権利を有しているとし、これら行動が第三国の領土内で行われたということに目をつぶればの話だが」とプーチン大統領。

「元特務機関員、NSA職員だったスノーデン氏についての、米国の立場は、我々も知っている。米国がほぼ全地球を対象に違法な行動をとっていたこと、その一環として、外国の首脳を盗聴していたことを暴いた彼だ。盗聴については、たとえば欧州で、とやかく言われている。しかし、スノーデン氏に亡命の権利を認め、その安全を守ることは誰も望まない。自らのパートナーと、おそろしいパートナーと喧嘩することは望まない」とプーチン大統領。

大統領は続けて、しかしスノーデン氏はいやしくも特務機関の元職員であり、米国市民であったのだ、と語った。

「では、早や数年、外国の大使館に身を隠すことを余儀なくされている、アサンジ氏はどうか。彼も言ってみれば、自由を剥奪された身だ。どうして彼は追われているのか?性犯罪を犯したからだ。そんなことは誰も信じない、あなたがたも信じてはいない。彼は、イラクなど中東における米軍の行動について、米軍人から取得した情報を拡散させたからこそ追われているのだ」と大統領。

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