プーチン大統領は、「世界の経済発展の地図は、私たちの目の前で変化している。中国、日本、韓国、ASEAN加盟国などのアジア太平洋地域の国々は、すでに世界経済の4分の1を占めている。今後10年間で、まさにこれらの市場が、商品やサービスの世界シェアを伸ばす主な源となるだろう。世界で起こっている全ての変動に際して、政治も経済もこの傾向から逃れることはできない」と語った。
またプーチン大統領は、「我々が、ユーラシア経済連合のパートナーたちと一緒に、アジア太平洋地域の国々との関係を拡大し、貿易や投資の障壁を取り除こうとしているのは、理にかなっている」と述べた。プーチン大統領はまた、ユーラシア経済連合は今年、自由貿易協定を初めてベトナムと締結したと指摘した。
さらにプーチン大統領は、「ロシアの企業は、共通の経済空間をつくるために、中国との協力を拡大したり、様々な分野の製品を無関税で供給する可能性を手にするだろう」と語った。