ハッカー攻撃が明らかにされたのは6月5日。その時点の公表では漏洩した政府の元職員、現職員の個人情報は420万人分とされていた。ところが、CNNによれば漏洩数はすでに1800万人分に及んでいる。CNNへの情報提供者によれば、この数値は上院議員のための非公開ブリーフィングを行なわれた中でFBIのコミ長官によって挙げられたもの。
漏洩データーには、国家機関への採用を求めて送付された履歴情報も含まれている可能性がある。
米国公式人らは、一連の調査より、ハッカー攻撃を行ったのは2014年に政府の請負機関である「キーポイント・ガヴァメント・ソリューションズ」社のサイトを攻撃したのと同じ人物との見解を表している。
CNNによれば、米政府の役人らはこのハッカー攻撃の裏には中国政権が潜むと疑っている。
こうした情報は22日、好例の米中戦略経済対話の開始前に明らかにされた。22日、キルビ米国務省報道官は、今回の米中戦略経済対話の主要議題にサイバー安全保障が挙げられることを明らかにしている。