サルキシャン大統領によると、国際的なコンサルティング会社から結論を得るまで、政府が、「料金値上げによる全ての負担を負う」という。
一方でサルキシャン大統領は、「最終的に、料金値上げの妥当性が確認された場合、その時点から、消費者たちは、疑いの根拠を示さずに、この料金で支払いを開始する」と述べた。
また、料金を値上げする権限はない、と判断された場合、政府は、電力の分配者たちに、既定の額を超えて支払われた金額を払い戻すよう要求し、役人を処罰するという。
アルメニア政府は、抗議する人々の要求に部分的に譲歩した。
アルメニアの首都エレバンでは、数日前から、抗議デモの参加者たちが、「窃盗は許さない!」とのスローガンの下、政府庁舎がある地区のバグラミャン通りを、ゴミタンクで封鎖している。
当初、デモの参加者たちは、8月1日から電気料金を16.5パーセント値上げするという政府の決定の撤回を求めていたが、活動家グループは26日、要求リストを拡大し、昨年の料金の見直しや、23日に放水でデモの参加者たちを解散させた警察の処罰も要求した。
当初、デモの参加者たちは、8月1日から電気料金を16.5パーセント値上げするという政府の決定の撤回を求めていたが、活動家グループは26日、要求リストを拡大し、昨年の料金の見直しや、23日に放水でデモの参加者たちを解散させた警察の処罰も要求した。
エレバンの状況は、今も緊迫している。