アサンジ氏は、テレビ「ロシア1」からのインタビューで、「米国は、ウィキリークスを、私の組織として消し去ろうとしている。米国は、私や、私の職員たちの監視を続けており、私たちに対する大規模な調査を展開した。米国の全歴史の中で、出版社に対してこのようなことが行われたことはなかった。しかし彼らは、全ての重要な戦いで負けた」と語った。
アサンジ氏によると、米国と英国は、「両国の政府にとって都合の悪い文書を公表する「出版社を脅そうとしている」という。その文書には、戦争犯罪の証拠も含まれる。アサンジ氏は、「彼らは、それをあえて行おうとする者は、結果として苦しむことになる、ということを、全ての人たちに示そうとしている。私は、問題を訴えて、彼らにそのような喜びを与えたくはない。実際問題として、この状況の中では、困難の他に、良いこともある。私は、サッカーをしたり、外を歩くことはできないが、仕事をすることができ、良い仕事ができるように努力している」と語った。
またアサンジ氏によると、強国の敵であることは、「どこか嬉しくもある」という。
アサンジ氏は、在英エクアドル大使館での生活を、国際宇宙ステーション(ISS)への飛行に例えた。アサンジ氏は、「ロシアの宇宙飛行士たちは、私と同じような困難に直面する。しかし、それは、それほど長い期間ではなく、彼らはたまに太陽を見ることができる」と語った。