中国のチャン・ゴピン外務次官は今日の会見で、露中首脳は第一に二国間関係について話し合う、と述べた。「経済協力について、具体的プロジェクトと同様、討議がなされる。それに加えて、グローバルな、またリージョナルな問題について意見の交換もなされる」と外務次官。
外務次官は、露中間系が第三国に対抗するものではなく、「グローバルな大国同士の新しい形の関係」であることを強調した。また外務次官は、国連安保理常任理事国たる露中は、グローバルな平和と安全を保障するために、重要な役割を演じている、と語った。
6月、プーチン大統領は、中国はロシアの最大の貿易相手となった、と語り、両国の貿易額は近い将来、2000億ドルにまで拡大する、との予測を示した。
BRICSは、ロシア、ブラジル、中国、インド、南アフリカを含む、非公式の統合体である。その経済規模を総計すると、世界のGDPの15%に及ぶ。
上海協力機構はロシア、中国、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンを含む、政治的、経済的、軍事的同盟である。